30代の女性。7歳の時に両親が離婚し、きょうだい3人で父に引き取られました。父の仕事が忙しく、祖父母らの家に預けられましたが、邪魔者扱い。きょうだいで家事の分担表を作り、父に同居を訴えましたが、かないませんでした。
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親に振り回された子ども時代。家族に向き合わなかった父が一番許せないのですが、当時、現場監督をしていました。今は父の大変な状況もわかり、複雑な気持ちです。もう関わりたくないと思いつつ、いずれ両親と死別する寂しさや父への憎しみから眠れないこともあります。両親への執着のような感情の始末が分かりません。(東京・C子)
相談文全文はこちら
https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20220602-OYT8T50113/
両親への執着、ご自分のお気持ちを客観的に見られている。それは感情をなんとか抑えようとすることの裏返しでもあるかというのは穿った見方にもほどがありますか。
↓こちらと比べてはなんですが
部活で育てたスイカの恨み(2022/05/30分)
恨みじゃないんですよ、寂しかったんですよ。
憎しみじゃないんですよ、「ほんとにもー!」って怒ってるんですよ。
私たちのことほったらかしにして!って。
今さら仲がいいのもムカつきますよね、最初っから仲良くしとけよ!って。
今日はサイコロです。
地雷復の上爻
迷復/凶/有災眚/用行師/終有大敗/以其國君/
凶;至于十年/不克征
善き道に戻ることに迷う。戦をしても負けることになる。
之卦は山雷頤、養う力があるので大きなことを行ってもよし
互卦は坤為地、従順さを持って享る
えーっと、相談文からは未婚か既婚かがわからないのですが、出た卦を見たら「家庭を持ってください」とご提案します。
親に振り回されて落ち着く場がなかった。
親にも事情があったんだと、それをなんとか言い聞かせようとしている。
欲しかったのに手に入らなかったものは、人に与えることによって得られたのと同じになります。
相談者さんと繋がる人はきっと、同じ寂しさを持つ人でそれを互いに埋め合える、慈しみあえる関係となれるでしょう。
憎しみという言葉がそぐわない気持ちがあります。
寂しかったんです。
辛かったんです。
ご両親が恋しかったんです。
そんな思いを抱えてこられた相談者さんは誰よりも優しく寂しい思いをしている方をギューっと抱きしめることができるでしょう。
出し切れてない涙もいっぱいあるでしょう。
これは私のことじゃないのか、と思えるような映画を見て、おもっきし涙を流されるのがオススメです。
親に右往左往させられる子どもの気持ちが切なくいじらしいものだと、ただ愛おしく感じられることでしょう。
それはもちろん、自分を愛おしく思えることになります。
回答は大日向雅美(大学学長)さん。
親を恨みつつも、理解して受け入れようとする相反する気持ちに揺れ動くのはどんなに苦しいことかと思いますが、あなたの今の優しさと思いやりは、その苦しさの中から獲得されたものではないでしょうか。人の価値は喜びに包まれているときでなく、試練と矛盾に立ち向かっているときにわかるとよく言います。まさにあなたはそれを体現されている方だと思います。揺れ動く気持ちをどうか大切に受け入れてください。
滝詣連続660日目(2022/06/03現在)
今日は家庭ゴミの日。カラスが嬉しそうに骨つき肉をゴミ袋から引っ張り出していた。そこに鳩がお相伴に預かりにやってきたけどカラスに相手にされるはずもなし。あろうことか鳩は私の足元にやってきて私を見上げるのです。おばちゃん、僕もお肉食べたいんだけど?みたいな感じで。