主旨)人生案内をネタに好き勝手を書く
40代の主婦。30代後半の弟が再婚することになり、「相手の姓にしたい」と両親に話しています。
・相手は一人娘とか家業を継ぐとかということではない
・サラリーマン家庭に育ち弟がいて、弟は結婚して姓を引き継いでいる
・私の両親は大変ショックを受けている
・弟に「育った家に思いやりはないのか」「自分の名字に思い入れはないのか」と聞いても「思いやりはあるが姓の選択は自由だから、親の考えが古い」の一点張りで話にならないそう
・ちなみに私は弟と二人きょうだいで、私は結婚して夫の姓
もし、弟が相手の姓を選択するなら、父は「結婚式に出ない。絶縁だ」と言っています。私も両親と同じ考えで、弟に賛同できません。私も弟の言うように考えが古いのでしょうか。姉の立場からできることはありますか。(千葉・M子)
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
家というものにさしたる思い入れがない私からすると、相談者さんのお父さまの怒りのほどがよくわかりません(スイマセン、スイマセン。
もしも息子さんのお嫁さんが一人っ子だったら、相手の姓になることは許されたのでしょうかね。
すでにお父さまのお気持ちは姓がどうとかより、息子が自分の意に反したということへのムカつきが主になってしまっているとか。
今日は易に尋ねてみます。
・本卦:巽為風の5爻
最初はうまくいかないが、最終的には問題なし。物事に変更を与えるときはとにかく慎重に丁寧にあたる。
・裏卦(自分の本音):震為雷
理屈はわからないでもないが、驚きのあまり受け入れられない
・賓卦(相手の本音):兌為沢
自分の正しさに溺れている
・互卦(解決策):火沢睽
反発し合う中、背き合うことのメリットを見出す
・之卦(未来):山風蠱の5爻
先代がやり残したことをまとめることで名声が高まる。
結婚したら女性が苗字を夫のものに変えるのは当たり前、という時代が長く続いていました。
そうせざるを得ないという大前提で、心の片隅にある異議も押さえ込まれていたことでしょう。
相談者さんの中にも「私は素直に従ったのだから、それに従わない人がいるのってどうよ」という反発があるのではないでしょうか。
弟さんがなぜ名字を変えるのか、単に親の考えは古臭いから、というだけではない、奥底の本音をぜひ聞いて相談者さんが納得なさってください。反対にしても賛成にしても。
結婚は当人同士だけの問題ではないと言われますが、弟さんと揉めるということはお相手のお家とも遺恨を残すこととなるでしょう。そこまでできるかどうか、大人気(おとなげ)を発動していただけるといいですね。
回答は山田昌弘(大学教授)さんです。
弟さんとお父様の間は、一時的に疎遠になるかもしれませんが、そこは親子です。だんだん元通りになると思いますし、ご両親の老後を考えると縁を切ったままとはいかないでしょう。このようなトラブルを避けるためにも、選択的夫婦別姓制度の早期成立を望みます。
昨日の”医学部チャレンジ10年の事例”の続きメルマガに書こうかな。
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