主旨)人生案内をネタに好き勝手書く
50代の公務員男性。妻と10~20代の3人の子どもと暮らしています。
20代半ばの長男が幼かった頃、厳しく接したことを後悔しています。就学前から小学校高学年にかけ、言うことを聞かなかった時などに大声で叱ったり、泣く長男を玄関の外へ出したりしたほか、近くの山に置き去りにして様子をみることなどを繰り返しました。今なら虐待と思える言動を、当時はしつけだと思ってしまいました。
大人になった長男とは普通に会話していますが、当時のことを謝りたいです。一方で、長男の記憶を呼び起こしてしまうのではないか、私を恨んでいるのではないかなどと考えると、口に出すべきか悩みます。
今、謝らないと、いずれ長男らが親となった時、かつての私のように子どもに接してしまうのではと不安です。私はどうすべきですか。(東京・U男)
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
>長男の記憶を呼び起こしてしまうのではないか
憶えてます、顕在意識には現れてなくても、潜在意識に残ってます(キッパリ。
何かをトリガーとして、発火する可能性はゼロではありません。
部落問題で、「寝た子を起こすな」ってよく言われるじゃないですか、わざわざ触れる必要ないじゃないか、って。
触れなければ、犯した罪はなきものとされてしまいます。
傷ついた人の心をなかったものにしてしまいます。
息子さんに謝罪されなかったら
>かつての私のように子どもに接してしまうのではと不安です
息子さんのお子さんへの対応がどうであれ、Uさんは罪悪感を抱いてしまわれているのですから。
目的はUさんの罪悪感を払拭することです。
いえ、払拭できません(どっちやねん。
息子さんが「実は恨んでいた」とおっしゃるかもしれません、思っていた以上の反応を示されるかもしれません、その時は、徹底的に向き合うのみですよね。
憶えていらっしゃらなかったら、父親が誠実に自分に向き合ってくれることを好ましく思われるでしょう。
ただ、いきなり唐突に話し出すのはうまいやり方ではないですよね。
さー、どうしよう、サイコロさんに尋ねてみます。
🔸本卦:沢火革 四爻
悔い亡ぶ。孚有りて命を改む。吉
🔸裏卦(自分の本音):山水蒙
蒙は亨る。我童蒙を求むるにあらず。童蒙我を求む。
初筮は告ぐ。再三すれば瀆る。瀆るれば則ち告げず。貞に利ろし
🔸賓卦(相手の本音):火風鼎
鼎は、元いに吉。亨る
🔸互卦(解決策):天風姤
姤は、女壮なり。女を取るに用うる勿れ
🔸之卦(未来):水火既済 四爻
繻に衣袽あり。終日戒めよ
これがもし息子さんからのご相談であったなら、父親からの仕打ちに傷ついた心をフォローするという内容になるでしょう。
しかし、今回は当事者であるUさんからの訴え。ということは(どういう?)やはり罪悪感をなくすことを手放していただくことがテーマとなります。
幸いにも(幸いなのか?)息子さんの持って生まれた力か、家庭内の絶妙なバランスのおかげか、Uさんの過去の言動が糾弾されることは免れていたようですね。
しかし、そのせいで(おかげ?)Uさんが自分自身を責めることになっている。
バランスを保ってくれた功績者、どうも奥さまのようですね、息子さんへの謝罪の前に、まずは奥さまに積年の感謝を。
家族が無事にやってこれたことへの感謝を全員で共有できたなら、Uさんの謝罪の機会も、赦される機会もあることでしょう。
回答は尾木直樹(教育評論家)さんです。
そんな新しい生き方の中で、お酒を酌み交わした折にでも、ひょっとすればわびる話ができるかもしれません。過去と向き合えているあなたなら大丈夫。気長に構えられるといいですね。
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