相談文全文はこちら
https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20210902-OYT8T50049/
・40代女性、夫はクリニックを経営しており私は技師
・事務を担当していた義妹が先ごろ自死
・家族で夕食中に悲報が届き、気が動転した主人は電話の詳しい内容をそのまま口に出してしまった
・小中学生の子どもたちには聞かせたくなかったが、夫のショックもわかるので責めることはできない
・いまだに元気な姿の義妹が夢に出てきてつらい
・職場では自分の仕事に加えて義妹がしていた仕事もしている
・義母の意向もあってスタッフには「義妹は持病が悪化したのでしばらく休む」と説明している
・体力も気力も限界、自分の実母にもショックを受けさせたくないと思うと相談することもできない
読んだ最初の感想が「このオウチ、一族家族の仲がいいのだな」だった私を許してください。
仲が良ければ良いほど失った痛みも大きい。
職場でも言えない、実母さまにも言えない、悲しみを抱え込むしかない、血を分けた妹さんを亡くされた夫さんへの気遣いも、なんとか限界とならぬよう日々をやり過ごしていらっしゃることでしょう。
今日はカードです。
・ブロックしているもの「個人の神話」
・では、どうするか「リーダーシップ」
・得られるもの「恵まれた才能」
・現状「愚者」
個人の神話と愚者が相対するものです。
愚者は世間体を気にせず自由に振る舞うことによって得るものがある。
個人の神話は、他者の意向ばかりにしたがっている。
相談者さんが今すべきことはご自身の感情の解放でしょう。
それは、周囲の感情を出せずにいる人の助けにもなる。
つまり、夫さんと悲しみを共有する機会を持つということです。
夫さんのみならず、義妹さんと思いを共有する方々と。
それがお互いを癒やし合うこととなります。
悲しいよね、悲しかったよね
もしもこの言葉を飲み込んでいらっしゃるなら、相手に投げかけることを躊躇せずになさっていただけるといいのでは。
いつ枯れるか分からないくらいの涙が出るやも知れませんが、それを溜め込んでいるばかりでは痛みはいつまでも無くなりません。
回答です。
身体を動かすとか、その手のアドバイスが苦手だなあ。そういうことが有効なときもありますよね。
滝詣連続387日目(2021/09/03現在)
悪意がなくてやることは悪意があってやることよりタチが悪いというよい事例に遭遇。己のメリットのみを最優先する選択は無心、後ろ足で砂をかけることに罪悪感もなし、むしろ清々しい。
画像は GoranH さんからお借りしました、ありがとうございます
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