５０代のパート女性。家族に介護の必要な者がいるのですが、時間をやりくりして２０年ぶりに働き始めました。働ける喜びややりがいを日々感じています。相談するのは５０代後半の夫の過度な飲酒についてです。
・夫は会社員で定年間近、若い頃からお酒が大好き
・飲み始めると歯止めがきかない
・大量飲酒で失禁や嘔吐
・問い詰めると逆ギレして怒る
・もう飲まないと反省文を何回書いても守れない
アルコール依存の専門病院を受診し、初期段階と言われましたが、「行っても意味がない」と通わなくなりました。今は夫の体調より私に迷惑をかけてほしくない一心です。どうすれば深酒をやめさせることができますか。このままでは老後を一緒に過ごすことは難しいと感じています。定年後の離婚も視野に入れています。（東京・Ｆ子）
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
これはもうアル中でしょう。それこそ倒れられて介護が必要な状態になったらワヤですよ。
アル中の末路については、サイバラリエコ氏の夫さんが参考になるのでは。
毎日かあさんの何巻目ぐらいだったかな、夫・鴨ちゃんの酒癖について多く触れられていたのは。
相談者さん、自分の夫は「アル中」という病気なのだという認識で事にあたられるべきと思います。反省文なんかが功を奏すレベルではない。
まずは自分を守ることを考えていただかないと、アンモナイト。
＞夫の体調より私に迷惑をかけてほしくない一心です
↑これは大正解です。
夫をどうにかする、ではなく、自分を守る、これがテーマですね。
今日はカードにお伺いを立ててみます。
・ブロックしているもの「観念」
・では、どうするか「許し」
・得られるもの「インスピレーション」
・現状「正義」
夫さんの酒癖に悩まされながらも、長く婚姻生活を続けてこられたのは何故でしょうか。
何が相談者さんを妻という場にとどめさせていたのでしょうか。
介護がきっかけとはいえ、外で働く喜びを取り戻されたのは何よりですね。
ね。
それで気づいたことはなかったですか？
あれ、私ってば何にとらわれてたんだろ？って思ったことはなかったですか？
ひらたく言えば「ねばならない」、その「ねばならない」が相談者さんを拘束していて、そして、それがなかったら相談者さんは何ができるか。
ほんとは何をしたかったのか。
アル中リーチの配偶者のフォローにこれからも力を費やし続けるのか。
他にはどんな選択肢があるのか。
アル中の夫がいなければ、自分には何ができていたのか。何ができるのか。
それを考えてみてはいかがでしょうか。
介護の時間を捻出したように、自分自身のための時間や力を捻出し、夫さんの世話からご自身を解放することを最優先事項とされることがオススメです。
それが将来的に離婚につながるのであればその旨夫さんに、因果を含めるというか最後通告をされてはいかがでしょうか。
回答は大野裕（精神科医）さんです。
離婚を視野に入れているのであれば、そのことをきちんと伝えて、専門病院に通院することを勧めるのが良いと思います。もし通院して深酒をやめるようであればできるだけの手助けはするが、それができないようなら離婚するしかないと伝えるのです。後は夫の考えを聞いて今後のことを決めるのはどうでしょうか。
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